“センスは努力の先に有る”ということ|造園業におけるセンスを解説

新人に仕事を教える時に、"私はセンスが良いと言われた事が無いから、君にセンスが有るか無いかは解らない。ただし、出来てるか出来てないかは分かるから、出来てるか出来てないかは教えてあげるよ"と伝えている。
これは”センスなんか無くてもしっかり勉強すれば一人前の職人になれる”と私自身が思っているからです。

ちなみに私は"センスが良い"と褒められるのが嫌いです。
なぜなら、私なりに本を読み、人に教わり、考え、努力をしてきたつもりなので、その努力を"センスがいいから"なんて言葉で片付けられるのは甚だ不愉快だからです。

“センスが良い”とは

"センス"と言う言葉を聞くとどういった事を想像するだろう。
生まれ持った才能、独特な感性、真似のできない閃き…

我々職人の世界でもよく”センス”という言葉が使われます。

”君はセンスが良いね”
”こういった作業はセンスの善し悪しがでるよ”


どうやら”センスが良い=才能が有る”と言う意味で使われる言葉のようだ。

センスという逃げ道

造園の世界では二言目にはセンスと言う言葉を使いたがる職人がいる。
私の感覚的にセンスと言う言葉を使いたがる職人には特徴が有る気がします。

上手くできない時に”私にはセンスが無い”と自分のセンスの所為にしたり、教え方が悪いくせに”おまえにはセンスが無い”と教わる側のセンスの所為にしたり。

こういう人間は自分の不勉強さを棚に上げてセンスという言葉に逃げている様に思います。

”本当の意味でのセンス”とは

ではセンスとはどういう意味なのだろう。

”センス”という言葉を調べると
”単なる才能(先天的なもの)ではなく、知識や経験の蓄積によって後天的に磨くことができる判断力や独自の視点を指す”
とある。

つまりセンスとは持って産まれたものなんかではなく、本人の努力によって得た感性ということになるのです。
なるほど"センスを磨く"とはよく言ったものだ。

センスは磨くもの

このように”腕が良い=センスが有る”と言うのであれば持って生まれた才能なんか関係ないということになる。
しっかり学び"センスを磨く"事によって誰でも”センスの良い職人”になる事ができるです。

”センスを磨く”にはセンスと言う言葉に逃げず”たゆまぬ努力”を続けることが必要です。
なぜならその努力の先に”磨かれたセンス”が待っているのだから。

 

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