四ツ目垣の作り替えに一手間-茂原市・竹垣工事-
茂原市東部台で竹垣工事
四つ目垣の作り替えと庭木戸の交換になります。
既存の竹垣は竹が腐って壊れてしまいました。
庭木戸も取れてしまっています。
解体した後に同じように四つ目垣を造ります。
庭木戸の取り付けは丸太に細工をします。
まず、蝶番が当たる場所をノミで平らに加工します。
こうすることで蝶番がきちんと面で止まるので庭木戸がグラついたりもせず、しっかりと取り付けられます。
次に庭木戸の閂が収まるようにホゾ穴を掘ります。
まず柱の閂が入る位置に印をしてドリルで穴を開けます。
このときに閂の大きさよりも少し大きめに印をしておきます。
閂の大きさとぴったりで印をすると微妙に入らなかったり、湿気による柱や閂の膨張で入らなくなったりするので注意が必要です。
ドリルでおおよその形で掘ったらノミを使って穴の形を整えます。
形を整えたら蝶番の場所ともども、焼いて周りになじませます。
竹垣の柱は基本的に焼き丸太を使います。
なぜ焼き丸太が良いのでしょうか?
1つめの理由として防腐効果
一度表面を炭化させることで腐食しにくくさせています。
また焼くことで防虫効果も期待できます。
わかりやすく言うと焼くことで柱が長持ちすると言うことです。
2つめの理由として見た目の効果
竹垣の柱は杉材を使うことが多いのですが(栗の木など他の材を使う場合もあります)、杉材は一度焼いて磨くと木目が浮き出て目立つので見た目の風情がでます。
なので焼いた杉の板や柱を買ってきて使うときは必ず表面を磨いてススを落としてから使ってください。
閂がうまく収まりました。
完成になります。
このように一手間、二手間掛けることでより良い物が作れます。
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